~療育内容~
運動トレーニング
思いきり身体を動かし、楽しみます。
遊びを通して身体を自然に動かし、その中に発達のポイントを観察します。そして、お子さまの自発的な遊びや発達につながる的を得た遊びを提供します。呼吸、感覚、動き、姿勢を整える遊びを通して、人しかできない言葉を話すことやコミュニケーション、学習、認知、記憶、理解、細かな微細運動などの高度なことを自然と行える身体をつくるために、満足するまで身体を使い切ります。動きのないお子さまも動くだけが運動ではないので、一人ひとりにあった発達につながる遊びをたくさん行うことができます。表面部分の補い運動ではなく、「できない」の原因の基礎からやり直す遊びをしていきますので、強固な基礎が作られます。すると今までどんなに頑張ってもできなかったことが、頑張らなくても 自然にできるようになります。これが、基礎強化による発達の原理です。
学習支援
個々のペースに合わせた環境で学びます。
まずは宿題のお手伝いからスタートします。発達に凸凹のお子さまは、ビジョン(視覚)から得る情報が正確な情報として取り入れられていないことがほとんどです。そのような場合は、身体を通してビジョン(視覚)の発達を促します。プリントを使った認知トレーニング、理解力のトレーニング、戻り学習の勉強の方法も活用しますが、基本的な身体や目の使い方が大変なうちは、目で見たり、手を使って書くなどの作業がお子さまにとって大きな負担となるため、時期を見て学習の提案をさせていただいています。
ソーシャルスキルトレーニング
お友達と一緒にいろいろなことにチャレンジします。
ソーシャルスキルトレーニングでは、10人定員という少人数ならではの手厚い関わりの中で、挨拶からお片付け、お友達とのコミュニケーションなど、学校生活や社会に出たときなど、困ることが少なくなるよう支援させていただきます。お子さまはチャイルドの中で、必ず「友達」という大切な仲間を持ちます。お友達とのやり取りの中でこども同士でしか学べない社会性、会話の間合いや、感情のやり取りを通して、親御さんや先生からでは学べないことを沢山学びます。将来「自立」して生きていけるための術を習得していきます。